2000.11.3開設
最終更新：2003/12/30
西村知己（にしむらともき）君は，神経芽細胞腫（しんけいがさいぼうしゅ）という小児ガンと闘い，
小学１年生で亡くなるまでの７年と２ヶ月間を精一杯生きました。
わたしは，たくさんの人たちに知己君について知ってもらい，彼の「いのち」から大切なものを学んで欲しいと願っています。
この部屋は，知己君のお父さん・西村徹さんの許可と協力を得て，村末が作成しています。
−追記−
２００３年９月２日。悲しいことに，西村徹さんは亡くなられました。
知己くんの「いのち」を通して，たくさんの人たちにその大切さを伝えてくれたはずの西村さん。
彼の突然の死に，わたしは何も語ることができず，途方に暮れています。
残された家族の悲しみを思うと，胸がつぶされそうになります。
今は，ただ西村さんのご冥福をお祈りすることしかできませんが，
このページだけは，このまま残していきたいと考えています。
2003年9月7日
| 「生きることの大切さを」 生きることの大切さを 考えてみた 昔 大きな病院で 幼いながらに死んでしまうことを感じ 恐怖に涙を流したこともあった そこには絶望の闇しか見えなくて 抜け出すことが 困難だった だけどそこには 大きな愛があった 優しさがあった 希望があった 自分は一人ではなかった それに気づいたとき 自分は元気になっていた 人に支えられて生きることが どれだけすばらしいことかがわかった まだ幼い頃の 春だった （小学生の頃，小児ガンを発病した高校生が「いのち」の学習後に書いてくれた詩です） |
鹿児島県教育委員会発行
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